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欧州物語2012 Vol.9 ミッテンヴァルトと新しいチェロ

2012.11.20 00:00|travel_2012
■2012年7月18日(水)
この旅行中一貫して、朝はものすごく早起きで4時台がほとんど。
その分夜気絶してしまってできないことをカバーできるのでよいのですが……。

ホテルの朝食は口コミ通りわりと豊富。バイエルン名物の白ソーセージが美味しい!
パンもなかなか。
そして食べ過ぎて苦しむのです。

* * *

ホテルをチェックアウトして、明後日また泊まることを告げて、スーツケースを預ける。
このホテルではそういう利用客が多いのか、ものすごくて慣れていて簡単なものでした。

9時32分の電車に乗って、ミッテンヴァルトへ!
(用意周到に?切符は前日の内に買っておきました)
20120718_train01.jpg

ミッテンヴァルトはミュンヘンからローカル線で2時間。
オーストリアとの国境にほど近い町です(実際、ミッテンヴァルトは国境駅)。

ローカル線ですが、途中のガルミッシュ・パルテンキルヒェン(1936年の冬季五輪の開催地)もミッテンヴァルトも夏はトレッキング、冬はスキーのリゾート地なので、登山道具を持った人たちで列車はわりと混んでいました。

20120718_train02.jpg
30分もすると、車窓にはこんな風景が(写真がガラスで光ってしまっていますが)。
バイエルン風の美しい田園風景と家々。なんだかわくわくします。

多少うとうとしながら、ミッテンヴァルトに到着。
駅舎が修復中で、風情がないのが少しだけ残念ですが、町に入ればそんなことなど吹っ飛んでしまいました!

* * *

先にホテルに荷物を預けようと町をウロウロするも一向に見つからない。
その通りの、確かにその場所の筈なのに、ホテルがない。
手持ちのホテルの予約案内と、地球の迷い方見ても、ホテルが、ない。

こんな時、インターネットって便利ですよね。
地図でホテルのサイト見たら、「住所はこれだけど、入り口は別の通り」と書いてありました……。
脱力。
凄く近いところを長時間うろうろしていまいました……。


* * *

と、荷物を預けて、町を散策です!

まずは――ミッテンヴァルトに行ったら、ここ。

20120718_mittenwald07.jpg
ピンクの壁がひときわ目を引く、フレスコ画の美しいこの建物。

20120718_mittenwald06.jpg
ヴァイオリン博物館

工房が再現されていたり、
20120718_mittenwald04.jpg

ドイツでのヴァイオリン制作の歴史とか、制作地とか、勿論ミッテンヴァルトで作られた楽器なども多数展示してあって、興味深いです。

20120718_mittenwald05.jpg
これはヴァイオリン制作地の地図。
私の楽器の制作地もここに載っています(右上の、Markneukirchen/マルクノイキルヒェン)。

記念に松脂買っちゃいました。

20120718_mittenwald02.jpg
アイス食べて一休み(ヨーグルト&マンゴー)。
標高900メートルくらいある筈なのですが、日差しが強くて結構暑かったのです。

20120718_mittenwald14.jpg
ミッテンヴァルトのメインストリート。奥はカルヴェンデルの山々。

20120718_mittenwald10.jpg
メインストリートにあるホテルのフレスコ画。キレイですよね……。

20120718_mittenwald11.jpg
メインストリートを外れて散策しているとヴァイオリン工房を発見したりして。
思わずアポなしで行ってみたくなりました……。いえ、後から別の工房に行くのですが。

奥は教会の塔。

20120718_mittenwald01.jpg
その教会の前にあるのが、マティアス・クロイツさんの銅像。17世紀にミッテンヴァルトでヴァイオリン制作をはじめた人です。

20120718_mittenwald15.jpg
教会内部。
白くてとても装飾が美しいです。なんとなく、ドイツというよりオーストリアの教会っぽいような(教会建築には全然詳しくない、なんとなーくの、個人的な感想です)。

20120718_mittenwald15.jpg
音楽雑貨を売っているお店にこんなのが!! 欲しい!!(買いませんでした)。

20120718_mittenwald15.jpg
どんなお家にもフレスコ画が。

20120718_mittenwald15.jpg
カルヴェンデル山。真ん中の線はロープウェイです(翌日乗ります!)


* * *

改めてホテルにチェックイン。
泊まったのはPost Hotelです。

20120718_mittenwald16.jpg
外観はやっぱりこの地方の可愛らしい感じ。

20120718_mittenwald16.jpg
お部屋は細長いのですが、結構くつろげました。バルコニーもあって。
シングルベッドがここまで完全にシングルの幅なのも、めずらしい感じでしたけど(笑)
※ドイツ人には狭いんでは……と思ったり。

20120718_mittenwald18.jpg
wifi利用がロビーだけなのですが、そのロビーにいたホテルのにゃんこ(完全にカメラ目線)。
しつこくしなければ結構遊んでくれました。

* * *

さてさて、実は、どうせミッテンヴァルトに行くなら!と、工房の方にアポとって楽器を見せて貰う約束をしておりました。
ミッテンヴァルトに行ってみることが目的で、楽器を、というのは後付なのですが、それはそれとして。

ホテルまで迎えに来ていただいて、いざ工房へ!

20120718_cello02.jpg
試奏室。チェロがいっぱいです。そのほか、写真撮っている手前の方にもまだまだチェロが。垂涎。

ものすごくたくさん弾かせていただきました。

もともと。
サイトで見た、オールドの7/8のチェロの興味があって、弾かせていただくことにしたのです。
それから勿論、制作者さん自身のチェロも弾いてみたいなと。

オールドの方が良ければもしかしたら――とは思っていましたが、買うつもりは、正直なかったんですよね……。
本場で、本場のチェロを、弾いてみたいと。

20120718_cello.jpg

紆余曲折あり(詳細はネットで書くのは憚られますので)、この画像の楽器を買うことになりました。

楽器自体が軽くて、音の響きが良く、7/8なのに音量がある。
後ろに並んでいる4台も全部7/8なのですが、この楽器が段違いに良くて。

わりと日本にも入ってきている作者さんですが、割引もしていただき、日本で買うのより相当(というか無茶苦茶?)安かったと思います……(推測)。

自分で行って買う分には「免税」になりますので、免税手続きさえしていただけるのであれば、それだけでも結構お値段が違います(ドイツの付加価値税15%分マイナスになりますので)。

ちなみに、飛行機の席1席買い足す――わけにもいかないので、航空便で送っていただくことにしました。
送料3万円くらいだったかな、です。

■余談1■
なお、後々の話になりますが、別送品扱いになるので帰国時に成田で必要書類の申告が必要なのと、楽器が日本に到着した際に税関での申告がまた必要になります。
税関での輸入手続きについては、運送業者で代行していただけます。

自分でもできます。

今回は実は成田まで行って自分で行いました。個人で輸入する場合、楽器には関税はかからないようです。ただし、楽器の金額に対して、楽器の値段が一定額以上の場合、(日本の)消費税を支払う必要があります。

旅行中に免税範囲を超える買い物(お酒とか)をした場合、そのほかの品目と一緒に輸入した場合など、ケースによって税率はことなりますので、必ず税関で確認いただく必要があります。
(ちなみに税関での手続きは結構時間かかります)

税関で税金等の支払いを済ませると許可証が出ます。その後、航空会社の倉庫に行って、その許可証を見せると、
ようやく荷物を受け取れるシステムです。

文字で書くと簡単ですが、結構大変なので、業者を使った方が楽かなーと思います。
このめんどくさい手続きを代行していただくわけで――要するに、それなりにお値段はしますが。。。

■余談2■
この楽器が、すでに旅行記以外の記事では、「コムスメ」とか「2号」とか呼ばれている楽器になります。2009年ミッテンヴァルト生まれ。何しろ1号が1806年生まれですから、2号はコムスメ扱いなってしまうのでした。


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工房で作りかけのチェロなども見せていただき。
「うわー、買っちゃった買っちゃった」と、プラスマイナス両方の意味で興奮していました。
新しいチェロにわくわくしている感じと、大きい買い物しちゃったなという感じと、2台のチェロをちゃんと使っていけるのか、など色々な気持ちがぐるぐるしていました。正直なところ。

またホテルへと送っていただきながら、町の案内などもしていただきました。
ミッテンヴァルトには、ドイツ唯一の国立のヴァイオリン制作の学校があるらしいです。

それから工房主さんお勧めのお店で、夕飯の予約取って貰いました。

戻ってきた町をぷらぷら。
20120718_mittenwald22.jpg
こんなヴァイオリンのオブジェも。

その後食べたパスタがこちら。
20120718_mittenwald23.jpg
美味しゅうございました。

こうして、ミッテンヴァルトの夜は更けていくのでした。

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コメント

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Re: 初コメントです

コメントありがとうございます!
返信遅くなってすみません。

運命の出会い、おめでとうございます☆
ミッテンヴァルト、とても素敵な町なので、いつか是非訪問されてください!
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プロフィール

うらら

Author:うらら
チェロの練習記を中心に音楽記その他モロモロを綴ります。
基本的にぐうたらです。

ピアノ:
ピアノ歴X年。ブランクありの再開組。の、またお休み中。

チェロ:
チェロ歴4年(2009年2月~)

ぐうたらながら、チェロ弾いてます。

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