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2011.04.29 23:30|CDs
20110424_yaesakura_s.jpg

そろそろ最後の八重桜。

の "八" に引っかけてというわけでもないのですが、ここ数日よく聴いているCDはこちらです。


MeditationsMeditations
(2011/02/08)
Les Violoncelles Francais

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Les Violoncelles FrancaisのMeditations。

レ・ヴィオロンチェレス・フランセは、LFJのプロデューサーとして泣く子も黙る(?)ルネ・マルタン氏がプロデュースしたフランスのチェロ八重奏団です。

収録曲は以下の通り。
1. ブロッホ: 「ユダヤ人の生活から」祈り
2. カザルス:鳥の歌
3. ラフマニノフ:ヴォカリーズ
4. ドヴォルザーク:交響曲第9番 Op.95『新世界より』~第2楽章:ラルゴ
5. オッフェンバック:ジャクリーヌの涙 Op.76-2
6. フォーレ:夢のあとに Op.7-1
7. シューマン:「12の詩」より古いリュート Op.35-12
8. シューマン:「リーダークライス」より異郷にて Op.39-1
9. シューマン:「リーダークライス」より月の夜 Op.39-5
10. シューマン:「リーダークライス」より古城にて Op.39-7
11. ワーグナー:「タンホイザー」~「おお、おまえ、いとしい夕星よ」
12. ヴェルディ:「ドン・カルロ」~「彼女は私を愛したことが無い」
13. チャイコフスキー:弦楽四重奏曲第3番変ホ短調 Op.30~第3楽章:葬送とアンダンテ

ライナーノーツには、その曲のソロが誰かちゃんと記載されているので、音色の差を味わうのも面白いです。

また、夢のあとに、やヴォカリーズなど、元々「独奏&伴奏」という曲より、個人的には、新世界みたいなオケの曲のアレンジの方が新鮮で、かつ、チェロの魅力がたっぷりな気がします。
「ジャクリーヌの涙」もいい!

なんだか落ち着きます。
チェロだから?


* * *

先日のN響Bプロのノリントン氏も素敵でした。
音的には良い席とは言い難かったのですが、わくわくできました。
あと惜しむらくは、チェロが全然見えない席だったこと……。

N響×ノリントンPJTは3年続くようなので、この先の交響曲(特に奇数番!)がまた楽しみ。


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明日はがっつり弾くぞー
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2011.04.26 23:39|CDs
本当は違う記事を書くつもりでした。

でも、いろいろあって、今日は、このCDを聴いています。

シューマン:レクイエムシューマン:レクイエム
(2002/06/26)
サヴァリッシュ(ヴォルフガング)、ドーナト(ヘレン) 他

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シューマンのレクイエム
Op.148。
デュッセルドルフに移動してからの作品ですから、かなり後期の作品です。

モーツァルトのような、厳密な――畏れとか神々しさとか、そういう物とは違う、ドラマティックで、でもどこか穏やかな――少なくとも、怖さは感じない、曲です。


でも、泣きたくなるのは、何故なんでしょう。


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明日は元気にノリントン先生行ってきます!
2010.09.21 23:58|CDs
F.A.Eソナタ、という曲をご存じでしょうか。

1853年にシューマンが友人アルベルト・ディートリヒとブラームスとともに作曲したヴァイオリンソナタです。
ヴァイオリニストのヨーゼフ・ヨアヒムに献呈されています。

シューマン、ディートリヒ、ブラームスの三者がそれぞれの楽章を作曲して、「誰がどれ書いたでしょ~?」というのが趣向だったとか。
ヨアヒムはあっさり当ててしまったそうです。

その後、シューマンは自ら作曲した楽章を3&4楽章とし、新た1&2楽章を追加して「ヴァイオリン・ソナタ3番」としました。
ディートリヒの作曲があまり評価されなかったことから、現在では、F.A.Eソナタではブラームスの書いたスケルツォが単独で演奏されることが多いです。


はぐれものながら、最後にきらりと残る宝石。
ブラームスらしい曲です。


オイストラフ大先生の演奏でございます。


といいつつ、私の愛聴盤は、今井信子さんです。
いやいや、ヴィオラの方があってる気がするですよ、この曲は。

ヴィオラ・ブーケヴィオラ・ブーケ
(2006/04/12)
今井信子

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F.A.Eソナタそのものも、数は少ないながら録音は一応存在しています。

シューマン:ヴァイオリンソナタ第1/2番/F.A.E.ソナタ(ディートリヒ/シューマン/ブラームス)シューマン:ヴァイオリンソナタ第1/2番/F.A.E.ソナタ(ディートリヒ/シューマン/ブラームス)
(2009/12/23)
プラネス(アラン) カントロフ(ジャン=ジャック)

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実は、持ってません(次に買おうと思ってます……)。

クラシック界ではあまりない(のでは?)のコラボレーション。
近々耳を傾けてみたいものです。


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2010.05.29 03:43|CDs
ジェラルド・フィンジについては、こちらの記事でも触れました。
ユダヤ系イギリス人で、リンゴ農家で、作曲家で、ジャクリーヌ・デュ・プレのお姉さんの義父だった人です。

上記の記事中でもさらりと触れていますが、イギリスを代表する詩人・ワーズワースの詩を元にした合唱曲がこちらに収録されています。

Finzi: Intimations of Immortality; For St. CeciliaFinzi: Intimations of Immortality; For St. Cecilia
(2006/05/16)
Gerald Finzi、

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Intimations of Immortality, Op.29

詩の方の正式タイトルは、
Ode:Intimations of Immortality from Recollections of Early Childhood
The Child is father of Man : And I could wish my days to be Bound each to each by natural piety.

from以下まで訳しての「幼少時の回想から受ける霊魂不滅の啓示」、もしくは単に「霊魂不滅の啓示」と訳される事が多いように思います。というか、岩波版の訳な気がしないでもない……。

一番入手しやすいのは、その岩波文庫なのでしょうが(2つある……)、個人的に翻訳が好きではないので。
手持ちの彌生書房刊「世界の詩37 ワーズワース詩集」(前川俊一訳)から(たぶん絶版)。


かつて牧場も、森も、流れも、
大地とあらゆる世の常の眺めが
私には
天上の光をまとい、
夢の輝きと鮮やかさにつつまれて見えるときがあった。
しかし今は昔のようではなくなった──
夜であれ、昼間であれ、
いずこに目をむけようと、
私がかつて見たものを、今はもう目にし得ない。


虹は現れては消え
薔薇はうるわしい。
空澄みわたれば
月はうれしげにあたりを見まわす。
星月夜の水面は
美しく清らかだ。
月の光は素晴らしい誕生だ。
しかし、私は知っている、いずこに行こうと
地上から栄光が消え去ったことを。


……という感じのものが、11まで続くわけです。
感傷的って言ってしまえば感傷的なのですが(というか、そういう主題の詩だし)、イギリスの風景を思い浮かべながらだと、何となくしっくり来ます。
日本だと湿度高すぎな感覚でしょうか。

「イギリスの」を「湖水地方の」といいたいところではありますが、あいにくと湖水地方には足を踏み入れておりません……ということで。


曲は、ジェイムス・ギルクリスト(テノール)の独唱を中心にコーラスとオケが綾を紡いでいます。
ギルクリストの甘い声が、曲には良く合っている感じ。

……とはいっても、歌モノはほとんど全然聴かない私なので(フォーレのレクイエムくらい……)、歌として厳密な感想は述べられません。


眠気が訪れない夜に目をつぶって聴いていると、全身が地へ向かうような――不快でない重力を感じます。
傷を治してくれる「癒し」ではなくて、肩を叩いて「治るよ、大丈夫だよ」というような。
高揚感を持ちつつも、どこか、落ち着いている、そんな。




……ってか、もう朝デスネ……。
2010.04.06 23:55|CDs
ジェラルド・フィンジという作曲家をご存じの方はいらっしゃるでしょうか。

1901年生まれ1956年没の、イギリスの作曲家です。
変わっているのは作曲家である一方で、リンゴを育て続けた園芸家であること。
また、彼の息子がジャクリーヌ・デュ・プレのお姉さんと結婚しているので、全然関係ないって言えば関係ないのですが、縁戚といえば親戚なんですね。


デュ・プレの短い生涯の中で、フィンジの曲を録音することはありませんでした。
フィンジはチェロ協奏曲を残しているので、デュ・プレの命の灯火がもう少し長く燃えていたら――もしかしたら、があったかもしれません。
聴いてみたかったですね。

そして、その昔の若かりし頃、この曲を弾いたのはデュ・プレではなく、デュ・プレが弾いていたチェロを持つ、この人。

Finzi: Cello Concerto; Clarinet ConcertoFinzi: Cello Concerto; Clarinet Concerto
(2007/06/12)
Yo-Yo Ma、

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もう写真見ただけでにぱにぱしてしまいそうに若い、ヨーヨー・マです。

1979年の録音で、実はこれがヨーヨー・マのデビューアルバムだそうです。
さすがに90枚組にもこれは入っていないのでは???

フィンジの曲は、同時代のプロコフィエフなどとは異なり、ロマン派の雰囲気を持っています。
交流のあったヴォーン・ウィリアムスやホルストともちと違う。
キリスト教の宗教曲や、ワーズワースの詩をテーマにした物など、イギリスの田園風景を思い起こさせる美しい曲。

ヨーヨー・マのチェロも、かなり若々しく、瑞々しい。

デュ・プレとヨーヨー・マのチェロ「ダビドフ」と、フィンジ。
何やら不思議なものを感じます。
(や、この頃はダビドフを弾いてなかったと思いますが……)


ちなみに、私がフィンジと出逢ったのは、チェロではなくクラリネットでした。
クラリネットの小品に「5つのバガテル」があり、当時師事していた先生のオススメで発表会で演奏したのでした。

2曲目のRomance。



――ワーズワースが読みたくなった。。


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プロフィール

うらら

Author:うらら
チェロの練習記を中心に音楽記その他モロモロを綴ります。
基本的にぐうたらです。

ピアノ:
ピアノ歴X年。ブランクありの再開組。の、またお休み中。

チェロ:
チェロ歴4年(2009年2月~)

ぐうたらながら、チェロ弾いてます。

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